プランター菜園

【初心者向け】プランターでミックスレタスを育てる方法②

前回からの続きになります。

ミックスレタスの栽培暦

ミックスレタスは春と秋が育てやすい季節になります。気温が15~25℃の時期に種をまくと、発芽しやすく元気に育ちます。私の住む地域(中間地)では、春は3月~5月、秋は9月~11月が種まきに適しています。ミックスレタスは通常、暑すぎる夏や寒い冬は成長が鈍くなりますが、プランターや発砲スチロールでの栽培なら、気候や天候に合わせて移動させることもできるため、夏や冬でも柔軟に対応することができます。我が家では3月から6月くらいまで栽培を楽しんでおります。

ミックスレタスのタネまきの方法

プランターや発砲スチロールのコンテナに土を入れたら、表面を平らにならします。種はバラまき(人差し指と親指でタネを複数個つまんで、ねじるよう)にして、できるだけ均一に撒いてください。多少の重なりは気にしなくて大丈夫です。その後、軽く土をかぶせてください。この時、土を厚くかぶせ過ぎないように注意してください。タネが隠れるくらいの覆土で十分です。最初の水やりはタネが流れないように、やさしく水やりしてください。水をたっぷりあげたら、風通しと日当たらいの良い場所にプランターを置くようにしてください。発芽するまでは、土が乾かないように注意してください。発芽後、芽の間隔が狭いようなら間引きをして、元気な苗を残すと大きく育ちます。我が家のようにベビーリーフの状態で収穫する場合には、そこまで間引きを気にしなくても結構です。

ミックスレタスの肥料と水やりの方法

ミックスレタスは生育期間が短いので肥料が少なくても育ちます。種まきの時に元肥入りの培養土を使うと、追肥しなくても収穫できます。 ただ、一度にすべてを収穫するのではなく、間引き収穫やかき取り収穫で長く栽培を楽しむ場合、2週間に1回程度は、液体肥料を与えるとよいと思います。さらに、葉の色が悪かったり、成長が悪かったりする場合も追肥してください。元気に育てることができます。水やりは土の表面が乾いたら与えるようにします。夏場の暑い時期に栽培する場合、暑くなる前の朝早い時間帯や日が沈んだ後の夕方の涼しい時間帯に水をあげるようにしてください。

ミックスレタスの収穫の方法とタイミング

葉が大きく成長した後に収穫する場合、根っこごと引き抜くのではなく、根元を数㎝だけ残しておくと、また新しい葉が伸びてきます。このような収穫方法でも良いのですが、ミックスレタスの場合、葉の大きさが7~8cmくらいになったら、外側の葉から順にハサミでカットして、少しずつ収穫すると長く収穫を楽しめます。この収穫方法なら発芽してから、4週間程度で最初の収穫ができます。必要な分だけ収穫することで、新鮮なレタスを長く食卓で味わえます。ただし、成長してあまりに株が混みあっているようなら、日当たりや風通しが悪くなるので、葉が重なっている箇所は、どんどん収穫していきましょう。

最後にひとこと

ミックスレタス栽培は、広いスペースも必要ないですし、土も少なくてすみますし、プランター栽培に適していると思います。栽培も簡単ですので、家庭菜園の初心者でも楽しめる野菜だと思います。 写真は我が家で栽培している4月末時点でのミックスレタスです。今年も良く成長してくれて、すでに最初の収穫を終え、朝食でいただきました。

ぜひ、皆さんもチャレンジして、育てる楽しさ、収穫する楽しさ、そして新鮮なミックスレタスを味わう楽しさを満喫してください!