プランター菜園

じゃがいも育て方

今回はじゃがいものプランター栽培についてポイントを説明していきます。じゃがいもの家庭菜園の魅力は何といっても収穫の楽しさです。もしお子さんがいるご家庭であれば、ぜひ親子で収穫を楽しんでほしいと思います。きっと良い思い出になります。子どもの笑顔に癒されます。大きないもがゴロゴロ収穫できた時は本当に気持ちが良いです。ポテトフライやサラダ等にして食べてください。

じゃがいもの育て方のポイント:

  • ・コンテナには深型のプランター、あるいは40L程度の袋を利用する。
  • ・タネイモは芽の数を減らしてから、6㎝程度の深さに植え付ける。
  • ・苗が大きく(約15㎝)なったら、1カ所2本に芽かきして増し土する。

じゃがいもの栽培には土量が多く必要ですので、コンテナは、できるだけ深型の菜園プランター(30 cm程度の深さ)を活用してください。できれば40L以上がおススメです。大型の発砲スチロール箱でも土量が確保できれば栽培できますので、底に水が抜ける穴を開けて使ってください。土のう袋でも40Lであれば大丈夫です。もし、使い終わった堆肥(40L規模)などのビニール袋がある人は、袋の下方部に水が抜ける小さな穴を複数開けて、利用しても栽培できます。深型の菜園プランターなら2株、袋栽培であれば、1~2株を植えつけできます。

タネイモを購入すると、一つのタネイモにたくさんの芽が付いています。なるべき芽の数を減らして、植えつけてください。3月の中旬~下旬の植え付けが良いと思います。深さ5㎝から7㎝で植えつけます。タネイモカットして植える際には、切り口を乾かすか、あるいはケイ酸塩白土をまぶして、切り口を下にして植えつけると良いそうです。秋口に植え付けることもできますが、その場合、8月下旬~9月上旬が適期となります。

苗がある程度大きく(目安15㎝)なったら、1ヶ所2本程度に芽かきする。残す茎を押さえながら、芽かきしてください。ひねるように横に引っ張ると抜けます。新いもはタネイモの上方にできるため、芽かきが終わったら、増し土をするようにしてください。いもは光にあたると毒素を出しますので、露出しないように注意してください。

6~7月になって、葉が黄色くなって枯れ始める頃が収穫期になります。ぜひ家族で収穫を楽しんでください。家庭菜園の醍醐味のひとつです。新いもを傷つけないように掘りおこしてください。