暑さに強く、あまり失敗しないマメ科の野菜でおススメなのがインゲンマメです。標準プランターで十分たくさん栽培でき、著者も今年は標準プランターで 8株栽培しました。インゲンマメには大きくツルなし、ツルありの2種類があります。それぞれに特徴がありますが、初めて家庭菜園でインゲンマメを栽培するなら、ツルなしをおススメします。コンテナは小さめでも十分ですし、支柱が簡単で、管理が楽だと思います。
ツルなしインゲンの管理のポイント:
- ツルなしは低めの支柱で良いが、ツルありの場合、高いガッチリした支柱を組む
- 生育期間も短くツルなしであれば、元肥以降、追肥は1回程度で大丈夫
- さやが充実し丸みを帯びてきたら早めに収穫
慣れてからツルありを栽培するのも良いと思います。ただ、インゲンマメを何度か栽培したことがあり、しかも庭に十分なスペースがあれば、ツルありインゲンにトライしても良いと思います。その際は、高いガッチリした支柱を組んでください。できれば容器も少し大きめを使うことをおススメします。ツルなしにくらべ、長期間に渡って収穫を楽しむことができます。
インゲンマメは生育期間が短いため、発芽以降、本葉2枚になった時に元肥を(プランターの周囲に)施肥し、その後、3週間ほど経過した頃に1回追肥すれば、ツルなしであれば問題なく成長してくれます。
さやが少しづつ大きくなり充実してきますが、丸みを帯びた頃、順次収穫してください。柔らかくて美味しく食べることができます。収穫適期から日数が経過すると、実が硬くなってしまい、味も落ちますし、株に負担をかけてしまい、樹勢が衰えてしまいます。遅れずに、早め早めの収穫を心掛けてください。
以前の繰り返しになりますが、インゲンマメは病害虫にも強く、発芽させることができれば、管理は支柱と水やり程度で簡単だと思います。初期の栽培(特に発芽させること)になります。ぜひ、家庭菜園でトライしてみてください。