
【初心者向け】プランターでスナップエンドウを簡単に育てる方法とポイント
- ・スナップエンドウの魅力
- ・コンテナ(プランター)選び・土作り・種まきのコツ
- ・水やり・肥料・支柱の立て方のポイント
- ・収穫のタイミング
季節も暖かくなってきたので、そろそろブログ(わくわくガーデニング&いきいきプランター菜園)を再開しようと思います。今年1回目はスナップエンドウの栽培の様子です。上記の写真は3月上旬に撮影した”我が家のプランターで栽培しているスナップエンドウ”の様子です。
・スナップエンドウの魅力
スナップエンドウは、家庭菜園の初心者にも初めやすい人気の野菜です。秋の遅い時期、あるいは春の早い時期にタネまきし、初夏に収穫する野菜です。プランターでも簡単に育てられるため、大きな庭のないご家庭でも、ベランダや少しのスペースで栽培を楽しめます。初めての方には、発芽と冬越しをさせるのが少し難しいかもしれませんが、育てる過程を観察しやすく、比較的手間のかからないのも家庭菜園向きです。家庭菜園の楽しさを実感できる野菜のひとつです。甘みが強く、シャキシャキとした食感で、柔らかくて莢(さや)ごと食べることのできる野菜です。ビタミンCや食物繊維も豊富で、健康にも良い野菜です。発芽後は適切な水やりと支柱をたて整枝をしてやることで、初心者でもしっかりと収穫できます。採れたての新鮮なスナップエンドウを食べられるのは家庭菜園の栽培の醍醐味です。
コンテナ(プランター)選び・土作り・種まき 編
①コンテナ(プランター)選び
使用するコンテナは標準プランターで十分に生育します。ここでは標準プランターは、よく市販されている長さ60~65㎝の長方形プランター(容量:約12~15L)としておきます。横幅が広いものを使うと、株間をしっかり取れて成長しやすくなります。プランターでなくても、少し大きめの発砲スチロール箱でも十分です。標準のプランターで、8~10株くらい育てると良いと思います。私は今回、丸型と標準プランターより少し小型のプランター2つのコンテナで栽培しています。
②土作り
スナップエンドウは酸性土をさけて、PH6.5(6から7)に調整する必要があります。市販の野菜用培養土を使う場合には、あまり気にする必要はありません。自分でゼロから作る場合は一般的な配合でよく使われる「赤玉土6:腐葉土3:バーミキュライト1」の割合でブレンドすると良いと思います。私のように古い土を再生して活用する場合、連作障害の心配があるため、できれば前年にマメ科の野菜で使った土は避けるようにしてください。古土は数日間~1週間程度、天日干しした後に、ゴミを取り除いてから使ってください。 その後、標準プランターであれば、苦土石灰(酸度調整)を20g程度混ぜて1週間程度置いてください。その後、完熟堆肥と元肥(有機肥料や化成肥料)を混ぜておくと生育がスムーズになります。
③種まきのコツ *地域によって若干異なります。(以下は中間地の目安)
- 時期:秋(10月下旬から11月上旬)または春(3月頃)が適期。
- 間隔:株間を10~15cm、直径 5~6㎝の深さ2〜3cmの穴に4粒程度タネをまく。
- 水やり:発芽まで乾燥しすぎないよう、土が湿る程度に水やりをしましょう。
- 間引き:発芽後、本葉が2〜3枚になったら元気な苗を2本残して間引きます。
種をまく際には、時期に注意する必要があります。秋まきの場合、冬を越しながら苗が成長しますので、収量を多く見込めます。ただし、秋まきの場合、早くまき過ぎないように注意してください。寒害にあう可能性があります。耐寒性の強い本葉が2~3枚の時期に冬越しさせるように、逆算して種まきするようにしてください。地域によりますが、10月下旬から11月上旬が良いと思います。たねまきが遅くなった場合には、ビニルトンネル等でカバーして保温して成長させることで間に合います。春まきでも収穫することは可能です。ただし、遅くなり過ぎないように注意する必要があります。苗から育てる場合ですが、苗は市販されていますので、標準プランターであれば、ポット苗3つを等間隔に並べて定植すれば良いです。
発芽後、本葉が2〜3枚になったら元気な苗を2本残して、残りの苗は間引くようにしてください。その後、しばらくは手がかかりません。秋まきの場合、急激に成長し始める春ごろまでは、あまりやることもありません。極端に乾燥した場合に、軽く水やりをする程度です。
スナップエンドウの続きは、後日の内容を中心に取りあげるようにします
- ・水やり・肥料・支柱の立て方のポイント
- ・収穫のタイミング
以上