芝生を育てていると、やらなければならない作業があります。水やり、芝刈り、雑草処理などががそうですが、それ以外にも年に数回やっておく作業があります。エアレーション(穴あけ/根切り)やサッチかき(サッチ層のかき出し)等の更新作業です。今回サッチのかきだしを実施しました。
サッチとは?
芝生には、枯れ葉や刈り草などが芝生の中(床土上の浅い層)に残ったもので、これが溜まって層になったものです。できれば年に何度かは取り除いてあげる必要があります。芝生の状態によってサッチの状態が異なるため、私の場合、夏場は溜まっているなと思ったら、かきだすようにしています。
なぜサッチかきをやる必要があるの?
何度か我が家の庭にキノコが発生したことがあったのですが、どうもサッチがたまりすぎると、芝生内が過湿気味になり、カビやキノコの発生することがあるようです。いずれにしても病気の発生原因になるので取り除いてください。
サッチかきのやり方:
少々面倒な作業かもしれませんが、きれいなに芝生に生育させるために熊手やローンレーキ等を使って、芝生をかいてあげてください。サッチ層がかき出されてきます。枯れ葉が混じるので、少し白っぽい状態となってかき出されてきます。取り出したサッチ層は処分してください。注意してほしいのは、あまり強くやり過ぎないようにしてください。芝生/芝生の根を傷める場合があります。優しく何度か同じ個所をかいてやると少しづつサッチがでてきます。サッチ層がないところはかきだす必要ありません。無理にかきだそうとすると芝生を傷める原因になります。サッチ層が出ていない場所はそもそも芝生の生育が悪いかもしれません。