4月下旬に植え付けたミニトマトが、5月のこの時期には茎も太くなり、ぐんぐん成長します。日々大きくなっていくミニトマトですが、収穫までにはいくつかやっておくことがあります。
ミニトマトの栽培に必要なこと
- ・支柱を立てて、成長に応じて茎を”ひもで誘引”する。
- ・葉のつけ根から出てくる”わき芽”をかきとる。
- ・用土が”乾かないように水やり”
- ・適切なタイミングでの追肥
ミニトマトの苗が成長すると倒れやすくなります。株元から少し離れた位置に支柱を立てて、樹勢が保たれるように、ひもを使って支柱に茎を誘引するようにしてください。茎は成長に応じて太くなるので、ひもを使って茎にやさしく誘引してください。
成長するにしたがって、葉のつけ根からわき芽がでてきます。栄養が奪われないように早めにかき取ってください。なお、第一花房の下から勢いのあるわき芽がでてきますが、2本仕立てにする時は、その芽だけはかかずに残して成長させて、2本仕立てにしてください。
水やりは朝の早い時間、あるいは太陽が沈んで少し涼しくなってから水やりするようにしてください。暑い時間に水やりをすると、根が傷んでしまいます。水やりは用土の乾き具合をみて、表面が乾いているようなら、たっぷり水やりするようにしてください。水切れさせると実が落ちてしまうことがあります。
次々に実がなり始め熟してくると、樹の負担が増すので、樹のスタミナ切れを起こさせないために、適切な追肥が必要になります。第一花房の実が膨らみ始めたら、2~3週間の間隔で追肥するようにしてください。
夏に向けて、花が咲いて、実が大きくまることを繰り返していきます。収穫時に大切なこともありますので、今後、収穫時のポイントについても説明します。