夏やさいというと、トマト、キュウリ、スイカなどを思い浮かべる人が多いと思いますが、マメ科の野菜でおススメなのがインゲンマメです。標準プランターで十分たくさん栽培できます。ツルなし、ツルありの2種類があり、それぞれに特徴がありますが、初めて家庭菜園でインゲンマメを栽培するなら、ツルなしをおススメします。コンテナは小さめでも十分ですし、支柱が簡単で、管理が楽だと思います。慣れてからツルありを栽培するのも良いと思います。インゲンマメは病害虫にも強く、発芽させることができれば、管理は支柱と水やりで簡単だと思います。初期の栽培ポイントが以下になります。
ツルなしインゲンの栽培ポイント1:
- マメ科の連作はさける
- 4月後半から5月上旬にタネまきする。
- 10㎝くらいの間隔で1カ所2~3本に間引きする
ツルなしインゲン等のように、マメ科の野菜は連作を嫌います。新しい用土を使用する場合は問題ありませんが、古土を使う場合、過去に2年程度はマメ科を栽培していない土を使うようにしてください。
タネまきは、4月後半から5月中になります。プランターに直まきすると良いと思います。
ツルなしインゲンの場合、標準プランターで16~24本くらいは栽培することができます。著者の場合、タネマキは標準プランターでは、10㎝くらい間隔で2条まきにすることで、8カ所くらいに穴を開けます。直径5㎝深さ2㎝~3㎝くらいの穴に、それぞれ4粒まけばよいと思います。
発芽するまでは、土を乾かさないように注意してください。その後、発芽すれば、本葉2枚の時に、1カ所について2,3本に間引きしてください。ここまでがインゲンマメの栽培の前半のポイントになります。