【初心者向け】プランターや袋でジャガイモを簡単に育てる方法とポイント①
ジャガイモを使った簡単レシピ
ジャガイモって、いろんな料理に使えるし、嫌いな人がほとんどいない野菜です。家庭菜園で育てたジャガイモ料理で初心者さんに特におすすめなのが「じゃがバター」。洗って、ふかして、バターをのせるだけ。素材の味をしっかり感じることができます。他にも、カレー、ポテトサラダ、そしてフライドポテトなど、毎日の食卓に大活躍します。育てて収穫する楽しみと食べる楽しみ、両方を味わえるのがジャガイモ栽培のいいところです。
ジャガイモの魅力
- ・栽培が簡単で初心者向け
- ジャガイモは水やり、肥料やり、整枝といった作業の手間が少なく、家庭菜園初心者でも比較的、簡単に、そして楽に育てられる野菜です。プランターや袋を使った栽培で、畑がなくても気軽にチャレンジできます。品種にもよりますが、植付けから約3~4ヶ月で収穫できます。
- ・省スペースでも栽培できる
- プランターや袋を使えば、ベランダや小さな庭でもジャガイモ栽培が可能です。縦に成長するため、狭いスペースでも十分な収穫が期待できます。ただ、栽培が進み、増し土をすると袋やプランターが重たくなるので、移動させるのは少し困難になります。最初に良い場所を選択しておくことをおススメします。
- ・栄養価が高く、健康に良い
- ジャガイモは低カロリーで、ビタミンCやカリウムも豊富な野菜です。特にジャガイモは他の野菜にくらべ、加熱してもビタミンCが壊れにくい特徴があります。また、食物繊維も含まれているため、腸内環境を整えるのにも役立ちます。。
- ・保存がきき、料理のバリエーションも豊富
- ジャガイモは適切に保存すれば長期間保存できるため、家庭に常備しやすい食材です。家庭菜園で収穫した後、野菜ネット等にいれて常温で風通しの良い冷暗所で保管してください。ただし、気温が高くなると芽が出やすくなるので、冷蔵庫の野菜室等に保管すると良いと思います。 さらに、煮る・焼く・揚げるなど、さまざまな調理方法が可能で、カレーやシチュー、ポテトサラダ、フライドポテトなど、幅広い料理に活用できます。
- ・家族で収穫を楽しめる
- 収穫は家庭菜園の楽しみのひとつですが、ジャガイモはその中でも、特に収穫が楽しい野菜です。プランターや袋の中から、大きく成長したジャガイモが、たくさん収穫できた時の喜びは格別です。小さいお子様がおられる家庭であれば、ぜひご家族と一緒に収穫を楽しんでほしいと思います。自宅で収穫し、調理されたジャガイモを食べる際には、家族の団らんも一層盛り上がると思います。
ジャガイモの栽培暦
ジャガイモは年に2回栽培できます。春植えは2〜3月、秋植えは8〜9月が目安。家庭菜園では春植えが育てやすくておすすめです。収穫は植え付けから約3か月後。プランターや袋で育てるときも、季節に合わせたタイミングで栽培すれば、初心者でも失敗が少なくなります。天気や気温に気をつけながら、栽培カレンダーをチェックして準備しましょう。
ジャガイモを育てるプランターや袋選びのポイント
- ジャガイモは根っこ(地下茎)に実をつけるので、深さのあるプランターや袋が必要になりす。目安としては深さ30cm以上、容量は20ℓ~30ℓは必要です。可能であればもっと大きい容量でも良いですが、移動させるのが大変になります。プランターや袋などいろいろありますが、水はけのよいタイプを選びましょう。
- プランターの場合 → 深さ30cm以上で、幅も40cm以上ある(深型プランター)をおススメします。
- 袋栽培の場合 → 土のう袋や使い終わった堆肥等のプラスチック製の空袋を使用(底付近に排水性を高める穴を開ける)

袋栽培では、培養土の袋をそのまま使う方法もあります。ホームセンターにはジャガイモ専用の培養土も売られています。そのほか、麻袋、ポリ袋なども活用できます。特に通気性の良い麻袋や、土のう袋は根の成長を助け、ジャガイモが、より元気に育ちやすくなります。
植え付け時のポイントや水やり肥料やり、そして収穫のポイントなどは、続きで書くようにします。