野菜が良く育つ土の条件とは?
プランター栽培で野菜を育てるには以下のような条件が土に求められます。
- ・水はけと通気性が良い
- ・保水性・保肥性が良い
- ・有機質が豊富である
プランター栽培では畑と違いスペースが限らているため、水はけと通気性は、特に重要になります。水やりを繰り返していると土が固くしまってきます。十分な水やりをしても、根腐れの心配をしなくても良いように水はけが良い土である必要があります。さらに、新鮮な酸素を常に供給できるように通気性のよさは大切な要素になります。さらにプランターは畑に比べて、根のはるスペースが限られているため、根詰まりで酸欠になったりすることもあるようです。
プランターは乾燥もしやすいため、ある程度の保水性がある用土が求められます。水やりを繰り返していると、肥料も流れ出してしまうので、保肥性(保肥力)のある土も条件となります。
最後に、有機質に富む土ですが、有機質に富んだ土とは、腐葉土や堆肥等の有機物が含まれている土のことです。これらを含んだ土は微生物を増やし、働きを活発にするので、土質が良くなります。それによって、根の成長も促進されます。
プランター菜園を成功させる秘訣は土作り
市販の培養土を使うのが失敗もなく最も良いのですが、少したくさんプランターを持っている場合には、自分で土をブレンドすることも可能ですし、少し経済的です。自分で土をブレンドする場合は以下が必要になります。
- ・基本用土:赤玉土
- ・改良土:腐葉土・堆肥・バーミキュライト/パーライト等
基本用土とは栽培時に使用する基本となる土のことです。通気性・保水性・保肥性に優れており、ホームセンターで販売している基本用土は多くが赤玉土になります。
改良土とは、栽培用の土を作る時に基本用土に混ぜて使う土のことで、腐葉土や堆肥のことです。野菜を傷めないようにするためにも、完熟のものを使うと良いです。
基本用土と改良土の比率
基本用土と改良土の割合については、育てる野菜に応じて若干変更するのが良いのですが、筆者は基本を6:4にしております。これがあくまで目安であり、野菜に応じて少し変えると良いようです。どれもホームセンターで販売しております。
- ・基本用土と改良土の配合比率は基本が 6:4
- ・育てる野菜に応じてベターな配合比率が異なる